鄭大世、古巣・川崎Fのカップ戦初制覇に歓喜「所属チーム以外で涙が出るのは川崎だけ」

FW鄭大世
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　J1清水の元北朝鮮代表FW鄭大世（チョン・テセ、35）が古巣・川崎Fのカップ戦初タイトルに喜びを爆発させた。

　26日に行われたルヴァン杯決勝で、川崎FはPK戦までもつれ込む死闘を制して悲願の初優勝。カップ戦6度目の決勝進出で初の頂点に立った。大学卒業後の06年から10年途中まで川崎Fでプレーした鄭は、試合終了直後にツイッターを更新。「マジ涙出る」「所属チーム以外のクラブで涙が出るのは川崎だけだな」と古巣愛をにじませた。

　途中出場で2得点を挙げたFW小林について「神様」と称賛。見事なPKストップで大会MVPに輝いたGK新井についても「長くサブでここで主役になれるって人生面白いなー」と触れた。

　鄭の“歓喜のつぶやき”は止まらず、手に汗握る展開となったPK戦について振り返り「中村憲剛がPK決めて煽った時も涙出たし。小林悠が決めても泣けた」。また「5人目が外した時叫んだら息子吃驚して泣いちゃった」と明かし、「本当に心の底からおめでとうと叫びたいです。おめでとうございます。そしてありがとうございます」と祝福した。