川崎F・小林　カップ戦初タイトルで涙　2ゴールの活躍に「仕事ができて良かった」

YBCルヴァン杯決勝   川崎F3―3（PK5―4）札幌 （ 2019年10月26日    埼玉 ）

＜札幌・川崎F＞PK戦での勝利に大泣きする小林悠（右）（撮影・篠原岳夫）
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　JリーグのYBCルヴァン杯は26日、埼玉スタジアムで決勝戦が行われ、川崎Fが延長戦突入後も3―3で決着がつかなかった激闘をPK戦の末に5―4で制し、悲願の初優勝。途中出場の元日本代表FW小林悠（32）が2ゴールを決める活躍を見せ、チームのカップ戦での初タイトル獲得に貢献した。

　川崎Fは天皇杯も含め、カップ戦6度目の決勝進出で初の頂点。試合後、小林は「カップ戦のタイトルを獲れないでずっときた。今日も最後までどうなるか分からなかったけど、勝てて良かった」と喜んだ。

　途中出場ながら2ゴールと大一番で役割を果たした小林。「自分の仕事はゴールしかないと思っていた。仕事ができて良かった」と安どの表情で振り返った。最後は「本当に応援ありがとうございました。歴史を塗り替えられて良かった」と目には涙を浮かべて喜んだ。