森保Jタジキスタン入り “パミールのメッシ”技巧派MFジャリロフに警戒セヨ

[ 2019年10月13日 05:30 ]

W杯アジア2次予選   タジキスタン-日本 ( 2019年10月15日    ドゥシャンベ )

モスク風の建物を背にランニングするイレブン(撮影・西海健太郎)
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 15日にW杯カタール大会アジア2次予選タジキスタン戦を控える日本代表は11日(日本時間12日)、敵地ドゥシャンベに到着し、12日に練習を開始した。タジキスタンは現在、2次予選2戦2勝で日本と並ぶ勝ち点6。チームをけん引するのが“パミールのメッシ”ことMFアリシェル・ジャリロフ(26)。タジキスタンの誇る技巧派が日本の前に立ちはだかる。

 森保ジャパンがタジキスタンに乗り込んだ。経由地デリー空港の滑走路混雑の影響で約1時間40分遅れての到着となったが、翌日には敵地でさっそく練習を開始した。予選2勝同士がぶつかる一戦。好調のタジキスタンは“パミールのメッシ”を中心に虎視眈々(たんたん)と得点の機会をうかがっている。

 FIFAランキング115位。サッカー新興国タジキスタンはフィジカルの強さを前面に押し出したプレーが特徴だが、違いをつくれるのが10番を背負うジャリロフだ。ロシアリーグの古豪ルビン・カザンの下部組織出身で、各世代のロシア代表としてもプレー。フル代表への招集歴はないが、その足元の技術を評価され、今年5月にタジキスタン代表デビューを飾った。

 9月のW杯2次予選キルギス戦では決勝点を挙げている。1メートル68と小柄ながらスキルフルにゴールに迫るスタイルはあの世界的名手と重なり、タジキスタン国内では「メッシのよう」と評される。現在、タジキスタンリーグで首位を走る強豪イスティクロル・ドゥシャンベ所属で、日本戦の会場となるリパブリカン・セントラル・スタジアムはクラブのホームスタジアムという地の利もある。

 森保監督はタジキスタンについて「フィジカルが強いと感じるし、映像を見ると基本技術も高いと感じる」と警戒感を示す。ランキングだけを見れば格下。しかし予選2連勝の勢いそのままに立ち向かってくる相手は、数字だけでは測れない不気味さを漂わせている。

 ▼タジキスタン共和国 中央アジアに位置する共和制国家。91年に旧ソ連から独立。首都ドゥシャンベ。国土の半分は標高3000メートル以上の山岳地帯で、東部に位置する中国との国境は7000メートル級の山々が連なるパミール高原。人口約930万人。国土は約14万3100平方キロメートルで日本の約4割。

 《人気No.1は久保 森保J練習開始》日本代表は12日、試合会場で練習を始動した。森保監督を中心に恒例の円陣を組んだ後、森保ジャパンでは未知となる人工芝ピッチの感触を確かめながらメニューを消化した。敵地でも注目度No・1は18歳の久保だった。姿を見せただけで「クボー!」の大歓声。今や右MFは最激戦区の様相を呈す。10日のモンゴル戦では伊東が3アシストと活躍し、出場機会のなかった堂安は定位置確保に必要な要素を問われ「全部ですね」と即答した。

 またDFでは冨安が負傷離脱。タジキスタン戦では従来の4バックに加え3バックの可能性も浮上する中、畠中は「チャンスがあればアピールしたい」と意気込んだ。モンゴル戦先発組はこの日、リカバリーのみ。吉田、長友は宿舎内での調整に努めた。

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