×

レアル・ジダン監督 左SB不在緊急事態もベイル起用を完全否定…ブラジル代表CBミリトンに期待

[ 2019年10月5日 07:55 ]

レアル・マドリードのジダン監督(AP)
Photo By AP

 スペイン1部レアル・マドリードのジダン監督が5日のグラナダ戦へ向けた前日会見を行い、負傷者続出の左サイドバック(SB)について、ウェールズ代表FWベイル起用の可能性を否定。「我々には別の選択肢があり、ミリトンが一つの選択肢。彼はこのポジションでプレーした経験がある」と本職センターバック(CB)で、今夏加入のブラジル代表21歳の若手に期待を寄せた。

 レアル・マドリードの左SBは今夏加入したフランス代表DFメンディが左足内転筋の負傷により離脱中。スペイン人DFナチョは1日の欧州CLクラブ・ブリュージュ戦で右膝を痛め途中交代。スペイン紙「マルカ」によれば、全治まで2カ月半を要する見込み。さらに同日のクラブ・ブリュージュ戦でナチョに代わり途中出場したブラジル代表DFマルセロも右足を負傷していたことが判明。クラブからは4日に「右足大腿二頭筋の伸長」と発表され、今後の回復状況を見守ることになり、本職の左SBが誰もいないという緊急事態となっている。

 そんな中、会見に出席したジダン監督は、記者からかつて左SBでプレーしていたこともあるFWベイルを試すのではないかと質問が飛ぶと「答えはノーだ。私は全くそういったことを考えてはいない」と一蹴。今季リーグ戦2試合にCBで出場したDFミリトンの抜てきを示唆。スタメンは明言しなかったが、本職右SBのDFカルバハルやDFオドリオソラの左SB起用にも含みを持たせた。

続きを表示

2019年10月5日のニュース