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バルサ 開幕5試合勝ち点7は過去25年でワースト…後半メッシ投入も昇格組に零敗

[ 2019年9月22日 20:38 ]

スペイン1部リーグ・第5節   グラナダ2―0バルセロナ ( 2019年9月21日    グラナダ )

厳しい表情のバルセロナのメッシ(左)グリーズマン(AP)
Photo By AP

 スペイン1部リーグ3連覇を狙うバルセロナが開幕5戦目で早くも2敗目を喫した。

 21日、アウェーで昇格組のグラナダに0―2で敗戦。開幕5試合で勝ち点7は1994~95年シーズン以来で、過去25年でワーストスタートとなった。

 バルベルデ監督が「十分なチャンスをつくれなかった。ボール支配を決定機につなげなければ」と嘆いたように、攻撃陣はボール支配率74%と圧倒しながらシュートはわずか8本(枠内1本)に終わった。スアレス、グリーズマン、21歳ペレスの先発3トップは機能せず、後半にケガ明けのFWメッシ、リーグ2試合連続得点中の16歳FWファティを投入。後半23、24分にメッシからファティへ、同37分にファティからメッシへのパスで好機はつくったが、最後まで決定力を欠いた。

 守備陣は開始2分にロングボール処理のミスから先制を許し、後半にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でMFビダルがハンドの反則を取られ、PKで失点。リーグ4試合連続の複数失点は2009年以来10年ぶりと攻守ともに課題が山積しており、指揮官は「明らかに良いスタートではない。まだ多くの試合が残っているが、改善の必要がある」と巻き返しを見据えた。

 グラナダは1971年以来の3連勝で勝ち点を10に伸ばし、暫定首位に浮上した。

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2019年9月22日のニュース