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香川 憧れスペインリーグ挑戦決定!2部サラゴサ移籍で抱負「1部に戻るために戦います」

[ 2019年8月9日 23:15 ]

ドルトムントからサラゴサへの移籍が決まったMF香川(右)(AP)
Photo By AP

 ドイツ1部ドルトムント所属の日本代表MF香川真司(30)の新天地が決定。スペイン2部サラゴサが9日、香川の獲得を発表。香川は既に現地入りし、2年契約を締結。チームの公式ツイッターではサラゴサのユニフォーム姿を披露し、笑顔でサムアップポーズをとる写真が掲載。また、香川は自身の公式ツイッターにスペイン語で「サラゴサに加入出来てとても嬉しいです。1部に戻るために戦います」と意気込みを語った。

 香川にとって憧れ続けたスペインリーグ挑戦がようやく決まった。香川は昨季、冬の移籍市場で「そう簡単にいくとは思っていないですけど、そこ(スペイン)を中心に探している。そのチームでどう活躍してプレー出来るか。それとマッチできれば」と移籍先としてスペインリーグを熱望。しかし、希望は叶わず結局はトルコ1部ベシクタシュへ期限付きで移籍。今夏もベティス、セルタ、ヘタフェとスペイン1部の3チームが興味を示していると複数のトルコメディアなどで報じられたものの進展のないまま新シーズン開幕が近づいていた。そしてこの日、スペイン紙「マルカ」などがサラゴサ移籍の可能性を報じると、ついに“夢”が現実となった。

 サラゴサが日本人を獲得するのは名古屋所属のMF長谷川アーリアジャスール(2015-16)以来2人目。かつては1部を主戦場としていたチームだったが2部に降格した2013-14シーズンから6季連続で1部昇格を逃すなど低迷。2017-18シーズンには3位で昇格プレーオフに臨むもヌマンシアに敗れ去った。

 クラブ公式サイトによれば、香川のお披露目会見は来週中に本拠地ラ・ロマレダで行われる予定。今季スペイン2部には、MF柴崎(デポルティボ)やFW岡崎(マラガ)などが移籍しており、日本人にとって注目を集めそうだ。

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2019年8月9日のニュース