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レアル久保、バリャドリードにレンタル移籍へ 複数メディア報道

[ 2019年8月9日 05:30 ]

久保建英
Photo By スポニチ

 スペイン1部のRマドリードに所属する日本代表MF久保建英(18)が、同バリャドリードへ期限付き移籍する見通しになったと7日、複数地元メディアが報じた。同クラブの主要オーナーを務める元ブラジル代表FWロナウド氏が獲得を熱望し、オファーをRマドリードが受け入れたという。

 99~00年シーズンにはFW城彰二も所属し、日本人にとってなじみのあるクラブ。2日付の地元誌ドンバロンでバリャドリードを含めた5クラブが獲得に動いていると報じられていた。

 ジダン監督の意向でトップチームでプレーしていた久保は7日、元スペイン代表FWのラウル監督が指揮を執るBチームに初合流。同日に2部アルコルコンとの親善試合に先発した。レジェンドと同じ背番号7をつけた“日本の至宝”には観客の注目が常に集まり、試合前の練習では子供たちが「クボー!」と熱狂。名前をアナウンスされると大きな拍手が起こった。

 ただ、即実戦となった影響もあり味方との連係はちぐはぐ。ペレス会長や下部組織のU―15日本代表MF中井らも見守った試合で、前を向いてボールを受けることすらままならず、後半25分までプレー。見せ場は前半7分のドリブル突破にとどまった。

 ▽バリャドリード 1928年創立。本拠地はマドリードの北西約200キロにある中部バリャドリード(人口約30万人)。最高成績はスペイン1部4位(62~63年)、スペイン国王杯準優勝2回。5季ぶりに1部に復帰した18~19年は16位で残留。昨年9月に元ブラジル代表FWのロナウド氏が推定3000万ユーロ(当時約39億円)で株式51%を取得し主要オーナーに。00年1~6月にFW城彰二が所属(リーグ15試合2得点)。ホームスタジアムはホセ・ソリーリャ(2万6512人収容)。

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2019年8月9日のニュース