名波監督退任の磐田、鈴木秀人ヘッドコーチが新監督に昇格

磐田の新監督に就任する鈴木秀人氏
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　磐田は1日、成績不振で6月30日に退任した名波浩監督（46）の後任として、鈴木秀人ヘッドコーチ（44）が新監督に就任すると発表した。この日のトレーニングから指揮を執っている。

　名波前監督は1―3で敗れて最下位に転落した30日の川崎F戦後に辞任を表明。試合前に決断済みだったようで、「今日勝っても負けても辞任することを決めていた」とし「この1年間、選手に楽しくサッカーをさせてあげられなかった。そのけじめを自分がつけないといけないと思った」と話した。

　鈴木新監督は浜松市出身で、現役時代は前身のヤマハ発動機を含めて磐田一筋でプレー。クラブの黄金期を支え、J1通算328試合に出場し9得点を挙げた。1996年アトランタ五輪ではブラジルを倒した試合に出場し、日本代表にも選ばれた。2010年の現役引退後は磐田で下部組織の監督、コーチを歴任し、14年からトップチームのコーチ、翌15年からヘッドコーチを務めていた。