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ロシア名門オファーへ!堂安 今オフ移籍先にスパルタク・モスクワ浮上

[ 2019年6月11日 05:00 ]

<コカ・コーラ社 東京2020オリンピック聖火ランナー公募キャンペーン記者発表会>聖火ランナーを疑似体験する堂安(撮影・西海健太郎)
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 ロシア1部のスパルタク・モスクワが、日本代表MF堂安律(20)の獲得に乗り出していることが10日、分かった。複数の関係者によると、今オフの獲得に向けて本腰を入れており、正式オファーの準備を水面下で進めているという。

 ソ連時代も含めてリーグ戦で22度の優勝を誇るスパルタク・モスクワは、今季5位でシーズンを終え、来季の欧州リーグ出場権を得ている。堂安の移籍金は約10億円に設定されているもようながら、今後、交渉が進展する能性がある。

 昨オフには、同じモスクワに本拠地を置くCSKAモスクワからオファーが届いていた堂安。最終的に移籍が成立しなかったものの、ステップアップのために今オフの移籍を求めており、欧州リーグ出場権はひとつの魅力となり得る。

 オランダからロシアへと移籍し、日本代表の絶対的存在として上り詰めたのが本田圭佑。同じ道をたどるのか、オフの動向に注目が集まる。

 ▽スパルタク・モスクワ 1922年創設。スパルタクは古代ローマ時代の奴隷反乱の指導者「スパルタクス」に由来している。ソ連リーグで12回、ロシアリーグで10回と計22回のリーグ制覇を果たしており、これは同国最多。直近では16―17年シーズンに優勝している。ホームスタジアムはオトクリティ・アリーナ。クラブカラーは赤と白。

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2019年6月11日のニュース