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ハリルホジッチ氏側が訴訟取り下げ「未来への挑戦に専念」

[ 2019年4月10日 15:17 ]

元日本代表監督のハリルホジッチ氏
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 元日本代表監督のハリルホジッチ氏が、日本サッカー協会を相手取り名誉毀損(きそん)による慰謝料1円と謝罪広告の掲載を求めて起こしていた民事訴訟を、10日に取り下げたことが分かった。

 この日、裁判所に取下書を提出。ハリルホジッチ氏の代理人を務める金塚弁護士は、「前に進みたい」、「争い事はおしまいにしたい」という本人の意向を明かした。

 ハリルホジッチ氏のコメントは以下の通り。

この度、私、ヴァイッド・ハリルホジッチは、公益財団法人日本サッカー協会に対する法的措置を取り下げる事を決意致しました。私は現在、自らのサッカー監督としての責務に真摯に向き合っており、従って私は自分の未来への挑戦に専念すべきだと考えました。

そして私は、SAMURAI BLUEの2018 FIFAワールドカップロシア大会出場の達成に向けて、私の元で戦ってくれた全ての選手、スタッフたち、また、その目標のために監督としての私の力量を信じてくださった全ての日本の皆さんに、特に感謝の弁を述べたいと思います。監督在任中、絶えず私を支えてくださった日本のサッカーファンの皆さん及び素晴らしいホスピタリティを提供してくださった日本の皆さんのことを私は一生忘れることはないでしょう。

 最後に、この決断をするにあたり、私を支えてくれた大切な私のフランス及び日本の友人たち、並びに担当してくれた弁護士に対して感謝の気持ちを伝えたいと思います。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ 2019年4月8日 パリにて

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2019年4月10日のニュース