航基　今季公式戦初得点必ず！U22代表復帰へ意欲「はい上がる」

磐田FW小川航が今季初得点でU－22代表復帰と定位置獲得をアピールする
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　磐田は10日のルヴァン杯1次リーグで松本とのアウェー戦に臨む。先発濃厚なFW小川航基（21）が、今季公式戦初得点で定位置獲得とU―22日本代表復帰をアピールする。

　3月13日のルヴァン杯・清水戦以来の先発へ「チャンスをもらう以上は結果を出さないといけない」と意気込む。8日の9対9の実戦練習では右足で2得点し決意を体現した。

　今季は、ここまで公式戦3試合に出場して無得点。リーグ戦は先月30日のホーム鹿島戦に1分間途中出場したのみで、FW川又堅碁（29）が左ふくらはぎのケガで欠場した直近2戦は小川航ではなくサイドが本職のMFアダイウトン（28）が前線に入った。

　チームでの状況は出場を目指す東京五輪世代の代表活動にも響いた形で、3月のU―23アジア選手権最終予選（ミャンマー）は選外。「代表でも自分はまだ信頼されていないと再確認した」と明かす。「このままではいけない」と気持ちを切り替え、最近の練習では好調を維持。「ここからはい上がるだけ」と力を込める。

　「結果を出していれば、また代表に呼んでもらえると思う。チャンスを生かせるように頑張りたい」。J1での出場機会を増やすためにも、清水東出身で08年北京五輪代表監督の反町康治監督（55）率いる松本からゴールを奪う。