ACLホーム10連勝へ!柏木　韓国王者警戒「まず堅守から攻撃」

ＡＣＬ１次リーグＧ組   浦和―全北 （ 2019年4月9日    埼玉 ）

＜ACL浦和練習＞笑顔でストレッチする柏木（撮影・大塚　徹）
Photo By スポニチ

　怒とうのホーム10連勝へ、浦和は9日、ACL1次リーグ第3戦で韓国王者の全北と激突する。公式会見に出席した主将のMF柏木陽介（31）は「まず堅守から攻撃というのが一番結果の出る形」と話し、主導権を握るよりもブロックを形成した守備的な戦いを示唆。赤い要塞（ようさい）を復活させる。

　全北の試合映像を見たDF宇賀神は「前に大きな選手がいて全員が走れる。今季一番強い相手」と話した。直近2戦で4失点と安定感を欠くが、ここ一番で大事なのは戦術よりも戦う姿勢。特に「韓国勢は立ち上がりにバチッと来る。それに負けないように戦いたい」と柏木。立ち会いの攻防も鍵となる。

　この日、オリヴェイラ監督は「君たちはヒヨコではない。鷲だ！」と選手を鼓舞した。リーグ戦は今季未勝利の埼スタだが、ACLでの強さは圧倒的だ。17年は史上初のホーム全勝V、16年5月FCソウル戦から無傷の9連勝中。まずは堅守、泥くさくても勝つ。2大会ぶりVへ、なりふり構わず勝ち点3を奪いにいく。