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大迫“幸せ”同点アシスト!11戦ぶり復帰&第2子誕生祝った

[ 2019年4月9日 05:30 ]

ドイツ1部   ブレーメン1―1ボルシアMG ( 2019年4月7日 )

ボルシアMG戦の後半、競り合うブレーメンの大迫(左)
Photo By 共同

 やっぱり大迫半端ないって!ケガで戦列を離脱していたブレーメンのFW大迫勇也(28)が7日、ボルシアMG戦の後半7分から途中出場。リーグ戦では昨年12月のライプチヒ戦以来、11試合ぶりの出場を果たすと、0―1の同34分に同点弾をアシストし、復活を印象づけた。8日には自身のインスタグラムを更新し、第2子となる次女が誕生したことも報告した。

 頼れる男が帰ってきた。大迫がピッチに立ったのは日本代表として出場した2月1日のアジア杯決勝カタール戦以来。リーグ戦では昨年12月以来となる復帰戦で得点に絡み、「もどかしい時間が続いた。またピッチに立てたことを幸せに感じる」と表情はすがすがしかった。

 1点を追う後半7分から2トップの一角に入ると、停滞気味だった攻撃を活性化させた。同34分、ペナルティーエリア手前でこぼれ球を拾い、相手の寄せが甘くなった隙を突いて素早くクロスを上げる。これに後ろから走り込んだMFクラーセンが頭で合わせ、同点ゴールが生まれた。

 アジア杯ではエースとしてチーム最多の4得点を挙げたが、一方で右でん部痛に苦しめられた。「アジア杯の時点でこうなる感じはしていた。覚悟はしていた」と明かすほど患部の状態は思わしくなかった。ブレーメンに戻ってからもリハビリは一進一退。2カ月以上も試合から遠ざかった。クラブが6月の南米選手権の日本代表への招集拒否を表明する事態にもなった。それでも「気持ちを切り替えて今何ができるか考えていた」とリハビリに励み、公式戦復帰を果たした。

 8日には自身のインスタグラムを更新し、第2子の誕生を報告。「新たな家族も増え、父親としてより一層頑張っていきたいと思っています。♯半端なく(笑)可愛い」と記し、復帰とともに二重の喜びを味わった。「(シーズンは)残り少ないけど、もっと得点に関わりながらやりたい」。新たな家族のためにも、半端ない活躍を続けていく。

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2019年4月9日のニュース