香川　劇的Ｖ弾！代表復帰へ絶好アピール「準備はできてる」

トルコ１部   ベシュクタシュ３―２コンヤスポル （ 2019年3月10日 ）

コンヤスポル戦の終了間際、決勝ゴールを決めるベシクタシュの香川（右）
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　ベシクタシュのＭＦ香川真司（２９）が１０日のコンヤスポル戦で劇的な決勝弾を決めた。後半３０分から出場すると２―２で迎えた終了間際。左サイドから鋭いドリブルで切れ込み左足一閃（せん）。相手ＧＫ横をぶち抜いた。２得点した２月のデビュー戦以来の今季３得点目でチームを３―２の勝利に導いた。

　「ドリブルした瞬間、いい視点に入れた。必ずチャンスはあると信じていた」。脚の付け根に負傷を抱え、前節はベンチ外。この日もコンディションは１００％ではなく勝負どころの出番に備えていたという。負けられないホームでの上位対決で殊勲の一撃。ケガの不安も一気に吹き飛ばした。

　森保ジャパンにとってもうれしい一撃だ。２２日のコロンビア戦、２６日のボリビア戦に向けた日本代表発表を１４日に控え、香川の復帰が有力視されている。この日、香川自身も「しっかりと、呼ばれたときの準備はできている」と胸を張った。まさに言葉通りの一発。絶好のアピールとなった。