久保建英　今夏にバルセロナ復帰で基本合意　地元紙報道

　ＦＣ東京のＵ―２１日本代表ＦＷ久保建英（１７）について、スペイン有力紙ムンド・デポルティーボ（電子版）は１４日、２０１１〜１５年に下部組織に所属したバルセロナに今夏から復帰することで基本合意したと報じた。

　久保は６月４日で１８歳となり、国際移籍が可能となる。同紙によると、バルセロナは１５年に退団した後も久保の成長ぶりをフォロー。マンチェスター・シティー、パリ・サンジェルマンなども獲得に興味を示していたが、久保本人が復帰を決断したことを受けて、バルセロナは久保側、ＦＣ東京側ともに基本合意に達したという。今夏のバルセロナ復帰後は３部のＢチームでプレーする見通し。

　久保は１０歳だった２０１１年９月にバルセロナの下部組織に加入。２０１４年にクラブがＦＩＦＡから原則禁止とされる１８歳未満の外国人選手を獲得したとして制裁を受け、久保は公式戦に出られなくなった。２０１５年５月に出場機会を求めてＦＣ東京の下部組織に加入。順調にステップアップして２０１７年５月に１６歳でトップチームで初出場し、同年１１月にはプロ契約を結んでいた。