松本ＦＷペレイラ　待望の来日初ゴール含む２得点　それでも厳しい指揮官「全然だな」

非公開での練習試合を終えグラウンドを後にする（右から）セルジーニョ、レアンドロ・ペレイラ
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　Ｊ１松本は１３日、非公開で練習試合を行った。反町康治監督（５４）によると大勝したようで「“チャンスを増やそう”と話していたのでまあまあ」と及第点の出来だったようだ。

　新加入のＦＷレアンドロ・ペレイラ（２７）が今季５戦目で待望の“初得点”を含む２得点を挙げた。ここまでゴールに絡む機会は多かったものの、自らは不発続きだった。この日はＤＦ當間のクロスからＧＫとの１対１を制して得点し、その後も自らのボール奪取からＭＦ町田とのパス交換で２点目。ここまで状態が心配されていただけに「内容も良かったし、得点を決めたことがうれしかった」と満足げ。開幕へ向けて調子を上げてきた。

　指揮官は新戦力に関し、２得点にも「全然だな」と漏らすなど要求のハードルは高い。それでもストライカーにとってゴールは何よりの良薬。ペレイラも「点数をつける立場にはない」と前置きした上で「（今日は）８５点くらい。もっと良くならないと。一番大事なのは２３日」と気を引き締め、磐田との開幕戦に目を向けていた。