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アルアイン塩谷0―3から右足弾で大逆転の立役者!「できれば鹿島と」

[ 2018年12月14日 05:30 ]

FIFAクラブW杯1回戦   アルアイン3―3ウェリントン ( 2018年12月12日 )

アルアイン―ウェリントン 前半終了間際、ゴールを決めるアルアイン・塩谷(右から2人目)
Photo By 共同

 クラブW杯が12日、UAEで開幕し、開催国枠のアルアインが、元日本代表MF塩谷司(30)の得点を皮切りにオセアニア代表のウェリントン(ニュージーランド)をPK戦の末に下した。アジア王者の鹿島はDF内田篤人(30)が若手にアピールの重要性を強調。アルアインの施設で練習したチームはあす15日(日本時間同)に北中米カリブ王者のグアダラハラ(メキシコ)との初戦を迎える。

 苦境を救った。0―3の前半45分。塩谷は相手のコントロールミスをゴール左手前で拾うと、右足で対角線上のネットに突き刺した。「うまくインターセプトできて、シュートはゴールを見ずに思いっきり打ったら入った」。クロスで同点弾の起点にもなり、2点目をアシストした元鹿島のカイオとともに大逆転の立役者となった。

 昨年6月に完全移籍。いるはずの通訳はおらず、左肩を脱臼した際には、術後すぐファンがチョコの山を手土産に病室に押しかけてきたことも。「(生活に)やっと慣れて楽しめるようになってきた」という。大会出場は広島在籍の15年以来で、得点も3年ぶり。15日の準々決勝ではアフリカ王者のエスぺランス(チュニジア)と対戦する。「できれば鹿島と(決勝で)試合がしたい」と意気込んだ。

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2018年12月14日のニュース