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C大阪、札幌・都倉に熱視線 長身ストライカーを獲得リストの最上位に

[ 2018年12月14日 05:30 ]

札幌・FW都倉
Photo By 共同

 C大阪が来季の新戦力として、札幌のFW都倉賢(32)の獲得に動いていることが13日、分かった。複数の関係者によると、すでに完全移籍の正式オファーを提示しているもようで、近日中にも本人サイドと交渉するという。日本代表FW杉本健勇(26)の浦和移籍が確実な情勢となっている今、その穴を埋められる存在として、身長1メートル87のストライカーをリストの最上位に挙げた。

 都倉は今季、30試合出場で得点ランク9位となる12得点をマークし、札幌の4位躍進に貢献。途中出場も多い中で、日本人選手では興梠(浦和)、小林(川崎F)、北川(清水)に次いで多くのゴールを挙げた。一昨年はJ2で19得点、昨年はJ1で9得点を奪うなど継続して結果を残し、年齢を重ねるごとに進化。高さと強さ、そしてパワフルな左足を武器に、何度もネットを揺らしてきた。

 杉本だけでなく、MF山村和也(29)が川崎Fへ、MF山口蛍(28)が神戸への移籍が決定的となっているC大阪。全力で慰留に努めてきただけにショックは大きいものの、クラブ関係者は「前にも進まないといけない」と話すように、同時進行で補強にも着手してきた。無冠に終わった今季からの巻き返しを図るべく、09年シーズン終了後にも獲得に動いた都倉に対し、再び熱意を伝える。

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2018年12月14日のニュース