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【西野監督 一問一答】“何かが足りない”は自分に対する言葉「判断できるスピード感がなかった」

[ 2018年7月6日 09:00 ]

サッカー日本代表が帰国 ( 2018年7月5日 )

<日本代表帰国>W杯報告会見で笑顔で報道陣の質問に答える西野監督(撮影・沢田 明徳)
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 【西野監督に聞く】

 ――ロシアでの戦いを終えて。

 「私にとっては監督として46日目ですが、選手たちはあのブラジルから4年。選手たちのあの強い気持ちには到底勝つことができませんでした。たくましく戦ってくれたと思います。4年後、16強を突破できる段階にはあると思うので、選手たちが成し遂げてくれる状態につなげたという成果だけは感じたいと思います」

 ――ベルギー戦後に「何かが足りない」と。

 「あのシナリオは考えられなかった。(2―0とリードした後の)30分で判断できるスピード感が自分にはなかった。ポーランド戦の最後の10分もそうだが、チームが一つになる方向性を出せるのは本当に一瞬。できなかった自分に対しての言葉だった」

 ――4年後に向けて伝えたいことは?

 「一朝一夕にA代表が爆発的に成長するということは各国ないと思う。今、日本の育成年代はU―20、17、世界で渡り合える力を持っている。スケールが大きくダイナミック日本らしいボールを使ったサッカーができる。そういう育成に対し、さらに働きかけていかないと、とは思います」

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2018年7月6日のニュース