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川崎F「AKN」不敗弾!クラブ初4強へ、まずはホームで先勝

[ 2017年8月23日 05:30 ]

ACL決勝T準々決勝・第1戦   川崎F―浦和 ( 2017年8月23日    等々力 )

練習でボールをとりに行く川崎F・中村(左)
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 川崎Fは23日、ホームで浦和とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦に臨む。強力攻撃陣を形成するFW阿部浩之(28)、FW小林悠(29)、MF中村憲剛(36)の3選手は今季、公式戦でゴールを決めれば負けなし。「AKN」の不敗神話トリオが、クラブ史上初の4強入りへ圧倒的な力を見せつける。

 浦和が「KLM」なら、川崎Fは「AKN」だ。6年ぶり5度目の日本勢同士の対戦へ、川崎Fは22日に決戦の地で軽めの調整。突破すればクラブ史上初の4強入りとなる対戦に向け、鬼木監督とともに会見に出席した主将の小林は「(クラブの)新しい歴史をつくっていくためにまずはベスト8を突破したい」と力を込めた。

 浦和とは7月5日のリーグ戦で4―1で大勝したようにイメージが良い上、現在は、阿部、小林、中村の自慢の攻撃陣が絶好調だ。いずれか1人がゴールを決めた試合は今季公式戦20戦14勝6分けと負けなし。15点の小林は9勝4分け、10点の阿部は8勝1分け、7点の中村は5勝2分けとなっている。浦和は興梠、李、武藤の頭文字を取ってKLM砲と言われるが川崎Fは計32発の“不敗神話トリオ”AKN砲が躍進を支えている。

 中でも中村は、ここまでG大阪の元日本代表MF遠藤らと並んでACL通算得点ランク2位につける10得点。浦和戦で決めれば、単独2位に躍り出る。昨季はリーグ戦で9得点を決め、MVPも受賞した。司令塔のイメージが強いが、「ストライカーという、そこの楽しみも見いだしている」とアシストだけでなく得点にも貪欲だ。

 「タイトルが全て。そこに行き着かないと、挑戦は成功とは思わない」と鬼木監督。まずは強力攻撃陣で第1戦をものにし、4強を大きく引き寄せる。

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