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J2京都DF吉野に出場停止3試合&罰金15万円 相手選手に差別的な発言

[ 2017年6月29日 18:20 ]

 日本サッカー協会は29日、今月21日に開催された第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦・京都―沼津戦(西京極)で相手選手に対して差別的な発言を行ったとして、J2京都のDF吉野恭平(22)に3試合の出場停止ならびに罰金15万円の処分を科したと発表した。

 天皇杯大会規律委員会で検証のうえ、同選手の発言は、公益財団法人日本サッカー協会競技及び競技会における懲罰基準3―5.(1)「差別―人種、肌の色、性別、言語、宗教、又は出自等に関する差別的あるいは侮辱的な発言又は行為により、個人あるいは団体の尊厳を害した場合」に該当すると判断した、としている。

 京都はすでに天皇杯で敗退しているため出場停止はJ2リーグ戦で消化するものとし、7月1日の群馬戦、9日の岐阜戦、16日の徳島戦が対象試合となる。

 また処分が下されたことを受け、京都も吉野本人の減給、および社会奉仕活動への参加を命じたと発表。「再発防止に向け、選手およびチームスタッフ、クラブスタッフ全職員の教育を行い信頼回復に努めてまいります」としている。

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2017年6月29日のニュース