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札幌 ヘイスJ1初陣弾及ばず…6連敗で今季初の降格圏転落

[ 2017年6月26日 05:30 ]

明治安田生命J1第16節   札幌1―2柏 ( 2017年6月25日    柏 )

柏に敗れた選手を鼓舞する札幌サポーター
Photo By スポニチ

 札幌は25日、敵地・柏で首位の柏と対戦。1点を追う後半17分、今季リーグ戦初出場でJ1リーグデビューを飾ったFWヘイス(28)のゴールで追いついたが、同43分に勝ち越し点を奪われ、1―2で敗れた。これでリーグ戦は泥沼の6連敗。16位だった大宮が広島に快勝したため、今季初めて降格圏の16位に転落した。

 トンネル脱出へ決死の覚悟で挑んだ。前半42分にPKから失点するも、後半17分にヘイスの直接FK弾で同点に持ち込む。後半33分にはDF河合を投入しシステムを5―4―1にして勝ち点1を死守しにいった。しかし、最後はFWディエゴ・オリヴェイラの個人技に屈した。四方田監督は「何とか勝ち点1を拾いにいった。結果的に守り切れず残念」と悔しさをにじませた。

 ついに降格圏まで順位を下げた。6戦連続勝ち点を奪えず、16節を終えて16位。まだ前半戦を終えていないとはいえ、窮地に追い込まれた。前半戦ラストは7月1日、下位に沈む清水戦。3戦ぶりのホームだけに、ヘイスは「切り替えてポジティブにいくしかない。ホームだし、勝つしかない」と語気を強めた。ここで連敗を止めるしかない。

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2017年6月26日のニュース