“鉄人”中沢、139戦連続フル出場を完封&4連勝で飾る

[ 2017年6月26日 05:30 ]

<横浜・神戸>139試合連続フル出場を達成した中沢(手前)は歓喜のシャワーを浴びる
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 明治安田生命J1第16節は25日、9試合が各地で行われ、横浜は神戸を2―0で下し、連勝を4に伸ばした。DF中沢佑二(39)はフル出場を果たし、フィールドプレーヤーでは浦和のMF阿部に並ぶ歴代1位の139試合連続フル出場記録を達成した。試合はMF中町公祐(31)の今季初ゴールなどで快勝し、鉄人の偉業に花を添えた。

 横浜が誇る鉄人が偉大な記録に並んだ。積み重ねたフル出場の数はフィールドプレーヤー歴代1位に並ぶ「139」に到達。それでも中沢は「気づいたらここまで来たというのが大きい」と淡々と語った。チームの勝利を一番に考える鉄人らしい一言だった。

 リーグ3戦連続でDFラインの顔触れが変わったが、動じなかった。オーストラリア代表のデゲネクがコンフェデ杯出場のため不在。前節のFC東京戦で中沢と息の合ったコンビネーションを見せた栗原も、23日の練習中に左太腿裏を痛めて欠場した。この日は今季初めて朴正洙(パクジョンス)とコンビを組んだが「先に失点しないことは最低限やらないと」と声を張り上げ、味方に指示を送り続けた。中町のゴールなどで2―0で快勝。信条とする完封勝利を果たし「うちのCBは質が高いのがそろっている。僕は右、左と言うだけ」と謙遜しながらも、その存在感は格別だ。

 39歳。「居残りで練習したいけどあっちこっち痛くて。不安になる時もある」とこぼす。練習中から両膝にはテーピングが欠かせないが、交代浴やマッサージなど日々の入念なメンテナンスがパフォーマンスを支えている。モンバエルツ監督は「ボンバーは今もまだ向上している。クラブ、若手、そして日本にとっても模範となる選手」とその存在の大きさを口にする。

 次節の大宮戦で歴代1位となる140試合連続フル出場の記録が生まれる見込み。「僕はあまり気にせず、いつも通り調整したい」。視線の先は自身の記録よりチームの勝利。ぶれない姿勢、的確な言葉が横浜を支えている。

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