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アーセナル屈辱…2戦連続1―5大敗 英紙「ベンゲル、アウト」

[ 2017年3月9日 05:30 ]

欧州チャンピオンズリーグ決勝T1回戦第2戦   アーセナル1―5バイエルン・ミュンヘン ( 2017年3月7日 )

<アーセナル・バイエルンM>2戦連続で大敗を喫し、厳しい立場に置かれるベンゲル監督
Photo By AP

 7日に2試合が行われ、4季ぶりの頂点を目指すバイエルン・ミュンヘンは敵地でアーセナルに5―1で大勝し、2戦合計10―2として6季連続で準々決勝進出を果たした。一方のアーセナルは7季連続の1回戦敗退で、アーセン・ベンゲル監督(67)に対する批判がさらに高まる結果となった。2連覇を狙うレアル・マドリードはナポリを3―1で下し、2戦合計6―2で7季連続で8強入りした。

 屈辱の終戦を告げる笛が鳴ると、アーセナルのベンゲル監督は地元ファンのブーイングに背を向けて足早に去った。試合後の会見では「退場で試合が壊れた。相手は判定に感謝すべき」。後半8分のDFコシールニーへの退場処分と、直後の同点につながる相手PKを与えた審判に対する批判を繰り返した。

 2戦連続の1―5大敗で、7季連続の16強敗退。8日付の英紙には「2―10。ベンゲル政権史上、最悪の結果」(タイムズ)、「ベンゲル、アウト」(サン)と厳しい見出しが並んだ。試合後には一部サポーターがスタジアム外で退任を求めてデモ行進を行った。プレミアリーグで現在最長の就任21季目。今季で契約満了となる自身の去就については「分からない」と明言を避けたが、エースのチリ代表FWサンチェスの退団報道も出るなど名門の未来は不透明だ。

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2017年3月9日のニュース