ＦＷ久木野聡が２９歳で現役引退　川崎Ｆ時代にグラドルと結婚

　Ｊ２町田は２７日、契約満了により昨季限りで退団していたＦＷ久木野聡（２９）が昨季限りで現役を引退すると発表した。

　宮崎県宮崎市出身の久木野は、日章学園高から２００６年にＪ１川崎Ｆ入り。その後、Ｊ２横浜ＦＣ、Ｊ２栃木などでもプレーし、１４年７月に当時Ｊ３だった町田へ加入していた。リーグ戦の通算成績はＪ１が２７試合２得点、Ｊ２が７１試合４得点、Ｊ３が４９試合８得点。今季はＪ２リーグ戦１４試合０得点だった。私生活では２０１１年にグラビアアイドルの立花彩野（２８）と結婚。昨年６月に第１子となる長女が誕生している。

　久木野はクラブを通じ、「この度、現役を引退することを決意しました。子供の頃から夢見ていたプロサッカー選手として、１１年間プレーできて本当に幸せでした」と引退を報告。「思うように試合に出られず、自分が思い描いていたサッカー人生を送る事はできませんでしたが、自分のできる事は精一杯やってきたので悔いはありません。唯一誇れる事は、Ｊ１、Ｊ２、Ｊ３でゴールを決めることができた事です」とサッカー人生を振り返り、「これからは応援する側になりますが、川崎フロンターレのタイトル奪取。横浜ＦＣのＪ１昇格。栃木ＳＣのＪ２昇格。そして、ＦＣ町田ゼルビアがＪ１に行く条件を満たせるようになる事を心から願っています」と在籍した４クラブへメッセージを送った。