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これぞ俊輔!紅白戦トップ下で存在感、左CKから頭にピタリ

[ 2017年1月19日 05:30 ]

紅白戦で競り合う磐田の中村俊(左)と川辺
Photo By スポニチ

 磐田は18日、ヤマハで今季初の紅白戦(15分ハーフ)を行った。

 新加入の元日本代表MF中村俊輔(38)は4―2―3―1のトップ下で先発。ポジションを自在に変えてボールを呼び込むと、細かいパス交換から逆サイドに展開するなどリズムをつくった。左CKでは味方の頭にピタリ。ファン約300人の前で持ち味を発揮し「単純に気持ち良かった」と納得の表情を見せた。

 個々の能力を引き出す。左サイドハーフのMF松浦拓弥(28)とは息の合った連係を見せ「順応性のある動きをしてくれた」。昨季まではジョーカー的役割が多かった背番号11に対して、MF松井大輔(35)とともに先発としても評価した。「彼らがシーズンで使えるよう、可能性を引き出したい」と意欲的だ。

 「家は決まっていない」とホテル暮らしが続いている。「落ち着いたらもっと良くなる。1+1が3、4になるよう探ってきたい」と前を向いた。

 同じく新戦力のFW川又堅碁(27)やMF針谷岳晃(18)らもアピール。名波浩監督(44)は「昨年の立ち上げとは雲泥の差」と手応えを口にした。

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2017年1月19日のニュース