滝川二「本田弾」で初戦突破！ＯＢ岡崎の激励メッセージに発奮

第95回全国高校サッカー選手権１回戦   滝川二（兵庫）２―０秋田商（秋田） （ 2016年12月31日    柏の葉 ）

＜滝川二・秋田商＞前半３０分、右足でゴールを決める滝川二・本田（右）
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　滝川二が３年生の活躍で４年ぶりの初戦突破を決めた。前半９分、ＦＷ山田が先制ヘッドを決めると同３０分には山田からのクロスをＦＷ本田が右足で押し込み追加点。攻守の早い切り替えは好守備につながり秋田商を完封した。母校の監督に就任して２年目の松岡監督は「僕にとっての選手権初勝利を３年生にお願いしていて、かなえてくれた。本当に頑張ってくれた」と選手を称えた。

　豪華ＯＢの応援が選手の激闘を支えた。ベンチには鹿島のＦＷ金崎のサイン。３０日夜にはレスターの日本代表ＦＷ岡崎からビデオメッセージが届いた。「試合で頑張れるのは君たちのおかげ。僕も頑張るから君たちも頑張れ」。２点目を挙げた本田は「岡崎さんのゴールへの“嗅覚”を見習っている。泥くさく得点できたのでよかった」と満面の笑みを浮かべた。

　２回戦では大分と対戦する。指揮官は「東京で年を越そうという目標は達成。次は今日よりもう少し丁寧にサッカーをして上を目指したい」と次戦に視線を切り替えた。

　▼秋田商ＭＦ駒野谷主将　チームとしてやるべきことはやった。全国の高校の中で一番の出場回数（４２度）だけど後輩には重圧に負けずに自分たちのプレーを続けてまたこの舞台に戻ってきてほしい。