鹿児島城西、初戦突破！ケルン大迫と円陣し「緊張ほぐれた」

第95回全国高校サッカー選手権１回戦   鹿児島城西（鹿児島）１―０北陸（福井） （ 2016年12月31日    等々力 ）

＜鹿児島城西・北陸＞前半、ゴールを決めガッツポーズする鹿児島城西・大脇
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　“大迫パワー”で鹿児島城西が４大会ぶりに勝利を挙げた。前半６分、ＭＦ永吉のＦＫにＭＦ大脇がニアサイドで頭を合わせて先制。「（ニアに）走ったらボールが来るかなと思った。合わせるだけだった」。２大会連続で初戦ＰＫ負けを喫していただけに、小久保悟監督は「８０分以内で勝負に決着をつけたい強い思いがあった」と胸をなで下ろした。

　試合前には８７回大会で１０得点と伝説を残した日本代表ＦＷ大迫勇也（ケルン）が電撃訪問。「早く１０点を抜いてくれ」とＦＷ陣にエールを送り、円陣にも加わったという。兄・誉士輝さんの応援で８大会前の試合を観戦していた大脇は「憧れの先輩」の激励に発奮。主将の永吉も「緊張がほぐれた。応援に来てくれてうれしい」。世界で活躍する先輩に勝利で応えた。

　▼北陸・松本監督　前半の早い時間にセットプレーで失点したが崩れないで盛り返した。日頃から言い続けてきた球際、切り替えなどが出せた。感動した。