西川　サウジの“罠”ＰＫ止める！「防げない失点ない」

代表合宿２日目 （ 2016年11月7日 ）

ボールをセーブする西川

　最後のとりでがサウジアラビアの“罠（わな）”を破る。１５日に対戦するロシアＷ杯アジア最終予選Ｂ組首位のサウジアラビアは全８得点中３得点がＰＫ。ハリルホジッチ監督が「罠にかからないようにしなければ。彼らはＰＫを誘うスペシャリスト」と警戒心を強める中、ここまでの４試合全てでゴールマウスを守っているＧＫ西川は「防げない失点はない」と言い切った。

　ハリルジャパンはＷ杯アジア最終予選で４失点を喫しており、うち２失点がＰＫによるもの。だが西川は１０月１５日のルヴァン杯決勝・Ｇ大阪戦でＰＫを１本止め、優勝の立役者となった。「ＧＫで勝ち点を取れる試合を見せたい。ＵＡＥ戦（９月１日）とオーストラリア戦（１０月１１日）はＰＫで失点しているけど、３度目で結果を残せば良い」と意気込んだ。

　既にサウジアラビア―オーストラリア戦のＶＴＲを見て、対戦相手の特徴などを分析。ＰＫを与えない守備が最も大事とはいえ、最悪のシチュエーションになったとしても西川が立ちはだかる。