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名古屋 新監督候補にル・グエン氏 カメルーンやオマーン代表を指揮

[ 2016年11月8日 05:30 ]

名古屋が新監督候補として交渉を進めているポール・ル・グエン氏

 来季J2降格が決定している名古屋が新監督候補としてポール・ル・グエン氏(52)と本格交渉していることが7日、分かった。

 親会社のトヨタ自動車主導で、10年南アW杯カメルーン代表監督や15年までオマーン代表監督を歴任したル・グエン氏には年俸3億5000万円の仰天オファー。家族の反対やトップリーグではないことから交渉は難航しており、今後の動向に注目が集まる。

 一方で正式に退団が発表されたDF田中マルクス闘莉王(35)に続き、MF小川佳純(32)やDF竹内彬(33)と契約を更新しないことも判明した。09年から10番を背負う小川は降格が決まった湘南戦後“いの一番”に残留を宣言し、竹内も随一のクラブ愛を持っている。その名古屋を立て直したいと熱望する選手たちも大量解雇となった。

 南アW杯以降は結果を残せず、Jリーグでの実績がない監督に大枚をはたき、クラブの“心臓”を担った選手を簡単に切り捨て。名古屋の迷走、崩壊が止まらない。

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2016年11月8日のニュース