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ホープ・ソロ 臆病者発言を謝罪していた「意図した意味とは違う」

[ 2016年10月15日 13:23 ]

 米国サッカー女子代表のGKホープ・ソロ(35)はリオデジャネイロ五輪の準々決勝での敗戦後、相手のスウェーデンに対し「臆病者の集団」と発言。これを問題視した、米国サッカー協会は代表での6カ月間の活動停止処分をソロに下した。

 発言の発端はこの試合でのスウェーデンのプレースタイル。徹底的に守備を固めたもので、PK戦に持ち込まれての敗戦にソロも納得がいかなかったのだろう。しかし、スウェーデン側はベテランGKの言葉をさほど気にしていなかったようだ。少なくとも、キャプテンのロッタ・シェリン(32)は。

 米国のスポーツ専門局ESPNが14日に伝えたところによると、ソロはスウェーデンのトークショーに出演した際、シェリンに謝罪したことを次のように明かしたそうだ。「私は彼女にこう言ったのよ。“ロッタ、臆病者というのは意図した意味とは違うのよ。ごめんなさい”」。

 ソロによると、選手やコーチといった個人を批判するつもりはなかったとのこと。そのプレースタイルがオリンピック精神に反することを伝えたかったのだという。ただ、シェリンは謝罪の必要はないと考えていたようでこう返したそうだ。「気にしないでいいわ。だって、米国代表は五輪で何度も金メダルを獲得している強豪じゃない。そうした相手に勝つためには守備的に戦う必要があったのよ」。

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2016年10月15日のニュース