リトルなでしこ４強！植木２発、イングランドに３―０連覇へ加速

サッカーＵ―１７女子Ｗ杯準々決勝 （ 2016年10月6日    ヨルダン・イルビド ）

＜日本・イングランド＞植木（左から２人目）は２得点の活躍
Photo By ゲッティ＝共同

　サッカーのＵ―１７女子Ｗ杯は１３日、ヨルダンのイルビドで準々決勝２試合が行われ、２連覇を狙う日本はイングランドに３―０で快勝し、４強入りした。１７日（日本時間１８日）の準決勝で前回準優勝のスペインと対戦する。もう１試合は北朝鮮がガーナを２―１で下し、準決勝でベネズエラと顔を合わせる。

　２連覇に一歩近づいた。日本は決勝トーナメント初戦の準々決勝でイングランドに完勝。２得点の植木（日テレ・メニーナ）は、試合の最優秀選手賞に選ばれた。今大会３度目の受賞に「うれしいけど、それ以上に勝ったことが一番」と、４強入りを喜んだ。

　前半３分に遠藤（ＪＦＡアカデミー福島）がこぼれ球を押し込み先制。前半終了間際に速攻から植木が加点し、後半３５分にも植木が強烈なシュートをゴール右隅に決め、勝利を決定づけた。一方、１次リーグの米国戦で２失点した守備陣も奮起。粘り強い守りでピンチらしいピンチはほとんどなかった。

　準決勝の相手は２０１４年の前回、決勝で対戦したスペイン。植木は「勝ったことであと２試合できる。目標は優勝することなので楽しみにしている」と対戦を心待ちにした。