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関学大、延長戦も“ジャイキリ”ならず 米原主将「チャンスあった」

[ 2016年9月3日 19:15 ]

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦 関西学院大3―5新潟

(9月3日 デンカS)
 5年連続26回目出場の関西学院大がJ1新潟を苦しめながらも、延長戦の末に3―5で敗れて3回戦進出を逃した。

 関西学院大は前半22分にはMF森俊介の右サイドからのパスを受けたDF高尾瑠がペナルティーエリア内から出したマイナスのパスにFW青木健登がダイレクトで右足を合わせて先制。同27分に追いつかれたが、同31分に高尾のパスを中央で受けた1年生MF山本悠樹が相手DFの股下を抜く右足シュートを決めて2―1と勝ち越した。

 後半11分、13分と立て続けに失点して2―3と逆転されたが、後半34分に森が左足でゴールを決めて3―3の同点。だが、延長後半2分、MFラファエル・シルバにこの試合4点目を決められると、同7分にも失点。2年前の第94回大会2回戦でJ1神戸に2―1で勝った“ジャイアントキリング”の再現はならなかった。

 2年前の神戸戦に続き、再びJ1相手にゴールを決めた森は「延長戦を戦える体力がまだまだなくて、まだまだプロには勝てないなと実感した。すごく悔しい」と120分の激闘を振り返って一言。主将のDF米原祐は「勝つチャンスはあったが、相手の方が一枚うわ手だった」と悔しがった。

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2016年9月3日のニュース