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メッシ 代表復帰弾でウルグアイ撃破!アルゼンチン首位浮上

[ 2016年9月3日 05:30 ]

<アルゼンチン・ウルグアイ>代表復帰戦でゴールを決めたメッシ(AP)

W杯南米予選 アルゼンチン1―0ウルグアイ

(9月1日)
 W杯南米予選は、1日に第7節の5試合が行われ、アルゼンチンはホームでウルグアイを1―0で下し、4連勝で勝ち点を14に伸ばして首位に浮上した。代表引退を撤回したFWリオネル・メッシ(29=バルセロナ)が決勝点を挙げた。チチ新監督(55)の初陣となったブラジルは、FWネイマール(24=バルセロナ)がPKで先制するなど敵地でエクアドルに3―0で快勝し、同12で5位に上がった。地元でベネズエラを2―0で退けたコロンビアが同13で3位。ウルグアイが2位に、エクアドルは4位に後退した。

 帰ってきたエースが“首位攻防戦”で輝いた。前半43分、メッシが相手マークが一瞬外れた隙を見逃さず左足ミドルで先制ゴール。直後にFWディバラの退場で数的不利となりながらも1点を守り切り、バルセロナで同僚のFWスアレス擁するウルグアイを破って首位を奪取した。

 地元サポーターへの“恩返し弾”だった。6月の南米選手権決勝で敗れた直後に代表引退を表明。「自分の発言のせいで混乱を招いてしまったが、ファンが多くの愛情を示してくれた。本当にありがたかった」。母国で引退撤回を求める数万人のデモ行進など、国民の声で復帰を決断したと明かした。「試合の前から股関節がかなり痛かった」と万全でない中でもフル出場する姿に、ファンへの感謝の気持ちと主将としての責任感が表れていた。

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2016年9月3日のニュース