×

名古屋、負の連鎖止まらず2回戦敗退 甲府と仙台、J2勢の札幌、松本も

[ 2016年9月3日 22:05 ]

長野に敗れ、肩を落とし引き揚げる名古屋イレブン

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦

(9月3日)
 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会は3日、各地で2回戦の20試合が行われ、J1の名古屋、甲府、仙台が2回戦で早くも姿を消した。J1勢ではリーグ戦首位の川崎Fをはじめ、鹿島、磐田、湘南、新潟、柏、鳥栖の7クラブが3回戦進出を決めている。

 J1リーグ戦で18試合連続勝ちなしと低迷し、クラブ初のJ2降格危機に直面している名古屋は0―1でJ3長野に敗れ、2回戦敗退。甲府は延長戦でも0―0のまま決着がつかず、PK戦を6―7で落としてJ3大分に敗れ、2回戦で姿を消した。仙台は2―5でJ3盛岡に敗れた。

 川崎FはJ3秋田に先制を許したが、そこから3点を奪って3―1で勝利。鹿島は3―0でJ3富山に貫録勝ちを収め、磐田は2―0で神奈川大(神奈川)を下した。湘南は6―0で山梨学院大オリオンズ(山梨)に勝ち、新潟は延長戦の末に5―3で関西学院大に勝利。柏は5―2で奈良クラブ(奈良)に勝ち、鳥栖は3―1でJ3琉球に勝った。

 J2リーグ戦の首位を走る札幌は同4位の岡山に1―2で敗れ、2回戦敗退。J2で2位の松本も1―2でJFLのホンダFC(静岡)に敗れた。ホンダFCは1回戦ではJ2岐阜を下しており、Jリーグ勢を連続で撃破した。

 J2同士の対決では、清水は3―0で水戸を下し、山形は5―0で群馬に勝利。徳島は2―0で北九州に勝利。東京Vは5―1で熊本を下し、愛媛は2―0で讃岐に勝利。千葉は2―0で金沢に勝った。横浜FCは延長戦の末2―1で長崎を下し、C大阪も2―1で京都を下した。

 2回戦の残り4試合は7日に各地で行われ、決勝は来年1月1日に大阪・吹田スタジアムで行われる。

続きを表示

2016年9月3日のニュース