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鹿島が第1S制覇!福岡に快勝、自力で決めた 川崎F逆転Vならず

[ 2016年6月25日 20:56 ]

<鹿島・福岡>前半27分、先制ゴールを決め喜ぶ山本(左)と金崎(同2人目)

 明治安田生命J1第1ステージ最終節は25日、各地で9試合が行われ、鹿島が6度目のステージ優勝を飾った。鹿島はホームで福岡に2―0で勝利、9戦負けなしの6連勝で勝ち点を39に伸ばし、2位・川崎Fの勝敗に関係なく自力で優勝を決めた。石井正忠監督(49)は史上2人目の選手、監督でのWステージ制覇を成し遂げた。

 鹿島は前半27分、柴崎の右CKをDF山本が頭で合わせて先制。同37分にはFW金崎が右サイドをドリブルで突破し、ゴール前のFW土居へパス。これを土居が右足で冷静に流し込み、前半を2―0で折り返した。後半は追加点こそ奪えなかったものの、自慢の堅守で福岡の攻撃を封じて逃げ切った。

 第1ステージで初めて首位に立った鹿島。過去ホームで8度対戦し、7勝1分けと圧倒的な勝率を誇る“お得意さま”の福岡を相手に優勝の重圧を感じさせない盤石の勝利で通年制だった2009年以来の頂点に立った。

 ホームで大宮と対戦した川崎Fは前半22分にMF大塚がJ1で5年ぶりのゴールを決めるなど2―0で快勝したものの、勝ち点1差で悲願のステージ優勝に届かなかった。

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2016年6月25日のニュース