憲剛 腰&背中痛も全体練習合流!初V狙い最終節出場へ悲壮決意

[ 2016年6月23日 06:44 ]

ボール回しを行う中村(中央)ら川崎Fイレブン

 川崎FのMF中村憲剛(35)が、25日の第1ステージ最終節の大宮戦出場へ向け、悲壮な決意を明かした。腰と背中を痛めて18日の福岡戦を欠場したが、この日から全体練習に合流。既に自力優勝の可能性は消滅しているが、初優勝のためには勝ち点3が必須条件だけに、練習後も患部の治療に約3時間費やすなど、復帰に向け懸命な様子だった。

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 練習が終了してから5時間後。中村はようやくクラブハウスから姿を現した。マッサージ、ハリ、電気など、治療だけで約3時間もかけて体の手入れを行った。

 「自分ではヒヤヒヤしながらの練習だった。一つずつ確認しながら、最後までやれた」と、中村はホッとした表情で一日を振り返った。

 早期回復へ向けたエースの執念だ。優勝が決まる可能性があった18日の福岡戦は、試合2日前の練習で腰と背中を痛めて欠場。チームは引き分け、自力優勝の可能性が消滅した。それだけに何としても大宮戦で復帰して、チームを勝利に導きたい。20日にウオーキング、21日にジョギングと調整のピッチを上げ、この日から全体練習に合流。実戦練習では控え組の左MFに入ったが、最後の1本だけレギュラー組の左MFでもプレーした。

 「主力組に入ったのは意外だった。自分が思い描いていたより(合流が)早い」と、この時ばかりは笑顔を見せた。だが、「週末にピッチに立つことだけしか考えていない。自分は出られるというところに持っていくだけ」と悲壮な決意を示した。

 03年に川崎Fに入団して14年目。J2時代を知る最後の選手として、誰よりも優勝への思いは強い。「チームにも迷惑を掛けたし、次の大宮戦で勝ち点3を取らなきゃいけないことに変わりはない」と、気持ちは切り替えている。大宮戦の戦い方について聞かれても「まだ早い。落とし穴に落ちないようにしたい。先週、落ちたんで、凄く集中している」と言うだけ。25日は何としてもピッチに立ち、勝ち点3を取る。そして奇跡を待つ。

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