興梠　リオ五輪ＯＡ枠「最後の１人」に決定！「見合ったプレーをしたい」

リオ五輪のＯＡ枠に正式決定したことが分かった浦和ＦＷ興梠

　リオデジャネイロ五輪に出場するＵ―２３日本代表のオーバーエージ（ＯＡ）最後の１枠が、浦和のＦＷ興梠慎三（２９）に正式決定した。日本サッカー協会が２３日に発表した。

　興梠は「最初は断ったが、手倉森監督から『一緒に戦おう』と熱く言われ、それに応えたいと思った」と説明。ただ、自分がＯＡ枠で呼ばれるとは思わなかったそうで「うれしいが戦力にならないといけないので、それに見合ったプレーをしたい」と意欲を語った。

　ＯＡ枠は既にＧ大阪のＤＦ藤春、広島のＤＦ塩谷が決定。日本協会は最後の１枠を興梠に絞って交渉し、クラブ側の返答を待っていた。興梠は鹿島時代の１２年から４年連続でリーグ２桁得点をマークし、２２日のＦＣ東京戦でも２アシストを記録。得点力以外にもポストプレーに優れ、手倉森監督が招集を熱望していた。