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FC東京 初のACL8強へ指揮官「最大値出さないと」“情報戦”も

[ 2016年5月23日 17:06 ]

会見を行うFC東京の城福監督(左)とMF橋本

ACL決勝トーナメント1回戦・第2戦 FC東京―上海上港

(5月24日 上海体育場)
 FC東京は24日、アウェーでの上海上港(中国)とのACL決勝トーナメント1回戦・第2戦に臨む。ホームで行われた第1戦は2―1で先勝。決戦地となる上海体育場で前日会見に臨んだ城福浩監督(55)は「第1戦の試合は何とか勝つことが出来たけど、上海の強さ、個人のレベルの高さを実感した」と強調。第1戦は前半から攻守に鋭い出足で主導権を握っただけに、勝負が決する第2戦へ「ホームのように攻守において最大値を出さないと、引き分け以上の結果を得られないと思っている。サポーターとともに気持ちを持って90分戦いたい」と勝負の鍵を口にした。

 また、第1戦ではオーストラリア代表FWバーンズ、元韓国代表MF河大成(ハデソン)が欠場したとあって、中国メディアから「今回はメンバーに入ったのか」との質問だ飛んだ。今回もともに遠征メンバーから外れているが、指揮官は「上海上港に勝つためのベストメンバーを選んだ。そこに外国人がいるかはどうかは、明日のメンバーを見て欲しい」と煙に巻き、“情報戦”を仕掛けた。

 第2戦では、引き分け以上で無条件でクラブ史上初となるベスト8が決まる。城福監督は「最初から引き分け狙いで勝てるような簡単な試合ではない。勝ちに行った結果、上に進めるような、第1戦同様に前半からアグレッシブに行きたい」と必勝を誓った。

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2016年5月23日のニュース