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熊本 柏代替開催で“本家”超え!地震後初主催試合に8201人

[ 2016年5月23日 05:30 ]

<熊本・水戸>赤一色となったスタンドを背に横断幕と手に場内を一周する熊本イレブン

明治安田生命 J2第14節 熊本0―1水戸

(5月22日 柏)
 J2熊本は22日、熊本地震の影響で本拠地が使用できないため、地震後初の主催試合となる水戸戦を千葉県柏市の日立柏サッカー場で「熊本地震復興支援マッチ」と銘打ち、代替開催した。

 21日に同サッカー場で行われたJ1柏―福岡戦の8011人を上回る8201人の観客が来場。だが、後半36分に失点し、地震による中断を挟んで“4連敗”を喫した。元日本代表FW巻は「スタジアムを(クラブカラーの)真っ赤に染めていただいて感謝の気持ちでいっぱい。勝ちたかった」と声を詰まらせた。

 試合前には熊本出身の歌手・水前寺清子がユニホーム姿で登場し、ヒット曲「三百六十五歩のマーチ」を熱唱。サッカー漫画「キャプテン翼」の作者、高橋陽一氏がチャリティーサイン会を開いた。熊本は次節28日も代替地・兵庫県神戸市のノエビアスタジアムで町田を迎え撃つ。

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2016年5月23日のニュース