スアレス、ハット！１２連勝のレアル１差かわしてバルサ連覇

＜グラナダ・バルセロナ＞ゴールを決めたスアレス（手前）を祝福するメッシ（左）とジョルディ・アルバ（ＡＰ）

リーガ・エスパニョーラ最終節 バルセロナ３―０グラナダ

（5月14日）
　スペインのリーガ・エスパニョーラ最終節の４試合が１４日に行われ、バルセロナはグラナダに３―０と快勝。勝ち点を９１に伸ばし、２季連続２４度目の優勝を決めた。ハットトリックをマークしたウルグアイ代表ＦＷスアレスが４０ゴールで初の得点王を確実にした。Ｒマドリードはラコルニャを２―０で下し１２連勝を飾ったが勝ち点９０で一歩及ばず２位。２得点を挙げたＣ・ロナウドはリーグ２位の３５得点。公式戦５１得点で６季連続の５０得点以上をマークした。　

　バルセロナは、宿敵を勝ち点１差で振り切った。「今日は早くゴールを決めて冷静に戦うことが鍵だった」というスアレスが前半に２得点。後半に１点を加えて、自己最多のリーグ４０得点で、連覇に大きく貢献した。４月にメッシが公式戦５戦不発と調子を落としたことも影響し、１３年ぶりに３連敗。同時期に連覇を狙った欧州ＣＬ準々決勝で敗退したが、リーグ戦はスアレスの５戦連続得点もあり５連勝と持ち直した。ＭＦイニエスタは「セビリアに勝って今季を２冠で締めくくりたい」と２２日のスペイン国王杯決勝を見据えた。