「日本は優勝自販機」挑発も…韓国　後半３失点で無残に返り討ち

＜韓国・日本＞後半、同点ゴールを決め駆けだす矢島（手前右）と浅野（１６）

Ｕ―２３アジア選手権決勝 韓国２―３日本

（1月30日 カタール・ドーハ）
　韓国はリードを守りきれずアジア王者を逃した。

　一時は２―０と優位に試合を進めながら、終盤に運動量が落ちて３失点。申台龍（シン・テヨン）監督は「優勝して国民に希望を与えたかったが、できなかった。集中力の欠如が失点を招いた」と肩を落としながらも「五輪に向けていい教訓になった」と前を向いた。試合前には、韓国サッカー協会が公式サイトで「日本は我々の優勝自販機だ」と挑発的なスローガンを発表した。

　所属するザルツブルクの要請で決勝前に離脱したＦＷ黄喜燦（ファン・ヒチャン）も韓国メディアに「慰安婦問題の話も多く出ており、歴史的な部分もある。絶対に勝たなければならない」と語るなど挑発的だったが、逆に返り討ちに遭った。