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川崎F MF可児とFW安がJ2金沢に期限付き移籍

[ 2015年12月25日 15:44 ]

 J1の川崎Fは25日、MF可児壮隆(24)とFW安柄俊(アン・ビョンジュン=25)がともにJ2金沢へ期限付き移籍すると発表した。期限付き移籍期間はともに2016年2月1日から2017年1月31日まで。今季、可児はJ1湘南、安はJ2千葉へそれぞれ期限付き移籍していた。

 可児は川崎F・U―18から阪南大を経て14年に川崎F入り。だが、リーグ戦出場はかなわず、今季は期限付き移籍した湘南でJ1リーグ戦9試合に出場(0得点)していた。安は東京朝鮮中高級学校高級部、中央大を経て13年に川崎F入り。だが、2年半でJ1リーグ戦7試合1得点に終わり、今年7月から千葉へ期限付き移籍。J2リーグ戦10試合0得点だった。

 可児は川崎Fを通じて「成長できるように頑張ってきますので、応援よろしくお願いします」とコメント。湘南を通じては「素晴らしいチームでプレーできて幸せでした。ベルマーレで得たことを次でも活かせるように頑張ります。いつか対戦できることを楽しみにしています」と談話を発表し、新天地となる金沢を通じては「パスや運動量といった自分の特徴をチームの勝利のために発揮したいと思っています。J1昇格に向けて全力で頑張りますのでよろしくお願いします」とコメントしている。

 安は川崎Fを通じ、「川崎を離れていた半年間、違う角度からフロンターレというチームを見ることで、改めて温かみがあって素晴らしい、自分の大好きなチームだなと実感しました。日々成長し、金沢での活躍が、フロンターレサポーターの皆さんの目にもとまるように頑張ります。来季フロンターレがタイトルを獲得出来るように願っています」とコメント。千葉を通じては「チームとしても、個人としても、残念な結果となり、サポーターの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。ジェフでの貴重な経験をいかして、自分自身成長したいと思っています」と談話を発表し、金沢を通じては「金沢は一体感があってダイナミックな戦いをするというイメージがあります。そのチームの一員として戦えることを非常に嬉しく思いますし、今からすごいわくわくしています。このチームの為に自分の全力を注ぎたいと思っています」と意気込んだ。

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2015年12月25日のニュース