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バルサ来日にファン殺到!メッシ 500戦目は世界一で飾る

[ 2015年12月15日 05:30 ]

大勢のサポーターが出迎える中、来日した(左から)メッシ、スアレスらバルセロナイレブン

 クラブW杯に欧州代表として出場するバルセロナが14日早朝、成田空港着のチャーター機で来日した。約530人ものファンの出迎えを受けたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(28)は、勝ち上がればクラブ公式戦通算500試合目となる決勝戦で、対戦相手とみている南米代表のリバープレート(アルゼンチン)に攻め勝つことを宣言。大会単独最多となる3度目の優勝を目指し、初戦となる17日の準決勝(横浜国際)はアジア代表の広州恒大(中国)と対戦する。

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 バルセロナの絶対エースの人気は不動だった。「早朝では異例の多さ」(空港関係者)という約530人のファンが一番沸いたのは、やはりメッシ。大歓声の中、ひときわ大きい「メッシ!」「レオ!」の掛け声に、背番号10は笑みを浮かべた。自身のフェイスブックに「日本に到着して温かい歓迎を受けた。ファンに感謝したい」と記した。

 夜に横浜市内で行われた初練習ではFWスアレスと楽しそうに話しながらシュート練習をするなど、リラックスした姿を披露。この日は取材対応はなかったが、母国メディアには4年ぶり世界一への思いを激白した。アルゼンチンのテレビ局TyCスポーツのインタビューで、順当に勝ち上がれば決勝(20日、横浜国際)で対戦する南米王者リバープレートを攻め倒すことを宣言した。

 「良い選手がそろっていて、勝つサッカーを仕掛けてくる」と元バルセロナのFWサビオラらを擁する母国の名門を警戒した上で「激しさが鍵。相手はとても激しいので、我々もそれ以上に激しく戦わなければ。相手が攻めてくれば攻め返す。重圧をかけ、畳み掛けるように攻める」。もちろん攻撃の中心は昨季計122得点を挙げて3冠獲得の原動力となったメッシ、ウルグアイ代表スアレス、左内転筋負傷から復帰を目指すブラジル代表FWネイマール。南米特有のラフプレーも辞さぬ相手を南米出身の3トップ「MSN」の破壊力でねじ伏せる考えだ。

 ファイナルは個人的にメモリアルな一戦となる。スペイン紙スポルトによると、メッシは現在クラブ公式戦498試合に出場。準決勝の広州恒大戦で王手、決勝で大台に到達する。09、11年はともに決勝でゴールを決めてMVPを獲得。4年ぶりの日本で、新たな勲章を手に入れる。

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