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ハリルJ、思わぬ難敵「雷警報」…練習前後にサイレンうなり

[ 2015年11月14日 05:30 ]

<日本代表遠征>渋い表情のハリルホジッチ監督
Photo By スポニチ

W杯アジア2次予選 日本―カンボジア

(11月17日 カンボジア・プノンペン)
 日本代表はシンガポール戦から一夜明けた13日、同市内のビシャン競技場でリカバリー中心の練習を再開。だが、ハリルホジッチ監督がピッチに出た瞬間、競技場係員に呼び止められ、急きょストップ。ピッチ横に設置された「雷警報」のサイレンが赤色灯とともにうなりを上げていた。

 結局、練習は15分遅れで開始。約1時間の練習が終わると同時に再びサイレンが鳴った。日本協会の田嶋副会長によればスコールが多い同国でも、同競技場は雷災害の多発地帯。過去に5人の死者が出ているという。

 練習前から何度も空模様を気にしていた指揮官は恒例の円陣ミーティングも軒下近くで実施。「次の試合に出る選手は良い準備ができていると思う」など、熱い口調で訴えるとピッチ上での練習時間を極力削り、リスク回避に努めた。

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