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4連勝バルサが首位奪還 マドリーはクラシコ前に初黒星

[ 2015年11月9日 11:25 ]

セビリア戦、スーパーゴールを含む2得点を決めたバルセロナのFWネイマール(AP)

リーガエスパニョーラ第11節

(11月8日)
 スペイン・リーガエスパニョーラ第11節の4試合が8日に行われ、バルセロナはホームでビジャレアルを3―0で下し、リーグ戦4連勝を飾った。レアル・マドリードがセビリアに2―3で敗れたため、バルセロナが直接対決を前に首位奪還を果たした。

 MFイニエスタが復帰したバルセロナは前半はスコアレスで折り返すが、後半15分MFブスケッツのスルーパスからFWネイマールが決めて先制。同25分、FWムニルがペナルティーエリア内でファールを受けてPKを獲得。FWスアレスがPKを決めると、同40分にはネイマールが3点目を決めて勝負を決めた。

 バルセロナはメッシ不在もネイマール、スアレスが絶好調で、リーグ戦4連勝の公式戦6連勝。次節、代表ウィーク明けに行われるRマドリードとの“クラシコ”に向けて弾みをつける内容と結果を残した。

 リーグ戦無敗のRマドリードは前半22分CKからDFラモスが決めて先制。しかし、着地の際に左肩を強打負傷してしまい、10分後にDFバランと交代。守備の要を失ったRマドリードは、同36分CKからFWインモービレのゴールで追いつかれる。

 後半16分左サイドをパス回しで崩されると、最後はMFバネガに押し込まれて逆転される。さらに同29分右クロスに途中出場のFWジョレンテが頭で叩き込んで、リードを2点とされる。後半ロスタイム、FWハメス・ロドリゲスが1点を返したが、そのまま逃げ切られて今季リーグ戦初黒星を喫して首位を陥落した。

 アトレチコ・マドリードはホームでスポルティング・ヒホンを1―0で下し、首位バルセロナと勝ち点差4の3位に浮上した。後半ロスタイム、ロングボールが流れてきたところをFWグリーズマンが頭で流し込んで、劇的な勝利を飾った。アスレティック・ビルバオはホームでエスパニョールを2―1で下し、8位に順位を上げた。

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