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磐田 4発快勝で次節にも昇格だ!首位大宮とも射程圏勝ち点2差

[ 2015年11月9日 05:30 ]

<磐田・長崎>後半45分、36節ぶりのゴールを決め、笑顔を爆発させるDF宮崎(中央上)

J2第40節 磐田4―2長崎

(11月8日 ヤマハ)
 J1昇格達成が目前に迫った。ホームで長崎に4―2で逆転勝ちした磐田は、勝ち点を78に伸ばし自動昇格圏の2位をキープ。14日の次節・ホーム横浜FC戦で勝ち、さらに勝ち点76の3位・福岡が引き分け以下だと最終節を残して3季ぶりの昇格が決まる。

 また、首位・大宮との勝ち点差も2となり、優勝へも望みを残した。今季の磐田の強さを証明する勝ち方だった。J2得点ランク首位のFWジェイが不在も多彩な攻撃で長崎の堅守を引き裂く。7度目の逆転で初の4連勝。連続不敗試合も11に伸びた。36節ぶりのゴール&アシストを記録したDF宮崎は「やっていることが間違ってないと示せたゲーム」と胸を張った。

 名波監督が就任以来増加を求めてきたシュート数は、J2首位の1試合平均13・25本。指揮官いわく「ビハインドでもリードしててもゴールに向かう姿勢を貫き通している」ことが昨季一度もなかった逆転勝利の多さにつながっている。この日も13本。MF太田は「チーム全員が勢いに乗って戦ってるので、こういういいサッカーができる」と力を込めた。

 試合後、名波監督はロッカールームで「この上昇気流を逃したら、プロスポーツ選手としてよりも、人として、これからの人生へ非常にもったいない。残り2試合勝ち点6を取ろう」と呼び掛けた。昇格どころか、優勝も狙える位置で迎える残り2節。勢いを止めず歓喜をつかむ。

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2015年11月9日のニュース