新潟、宇佐美ら不在のＧ大阪に先勝！　鹿島は神戸撃破　ナビスコ杯

＜新潟・Ｇ大阪＞勝利を飾りサポーターにあいさつする新潟イレブン

ナビスコ杯準決勝第１戦

　ナビスコ杯は７日、２会場で準決勝第１戦の２試合が行われ、鹿島と新潟がそれぞれ先勝した。

　初の４強入りを果たした新潟は、昨季３冠王者ながらエースＦＷ宇佐美ら日本代表４選手を欠くＧ大阪とホームで対戦。先制された３分後の前半３６分にＭＦ山本がゴール前での見事な切り返しから右足で決めて追いつくと、ドロー寸前の後半４５分、カウンターから最後は途中出場のＦＷラファエル・シルバが決めた。

　新潟は後半２１分にＭＦレオ・シルバがプレーと関係のない場面で相手ＦＷ赤嶺の左足にキックを見舞ったとして一発退場。１０人と数的不利な状況で逆転勝利をものにした。Ｇ大阪は前半３３分、ＤＦ藤春の左クロスをＭＦ大森が頭で決めて先制したが、２点目が遠かった。

　また。最多５回の優勝を誇り、３年ぶり９回目の決勝進出を狙う鹿島は、２―１で初の４強入りを果たした神戸に勝利を収めた。鹿島は前半２１分、こぼれ球を拾ったＭＦ山村が右足でミドルシュートを放ち先制すると、同３９分にはＦＷ赤崎が強烈な右足ボレーを決めて２点をリード。神戸は後半２５分にセットプレーからの流れでＤＦ岩波が頭で決めて１点を返したが、そこまでだった。

　準決勝第２戦は今月１１日に行われる。