ロンドン五輪予選で敗北…蛍　シリアへの雪辱に燃える！

シリア戦へ向け調整する山口（右）

　シリア戦でのボランチ先発が予想される日本代表ＭＦ山口は、苦い記憶を払しょくする。

　シリアには１２年２月のロンドン五輪アジア最終予選で中立地ヨルダンで１―２の黒星を喫した。フル出場したＭＦは「五輪の時には負けているし、その時は強かった」と警戒した。後半４５分に不意を突かれる決勝のミドル弾を放り込まれただけに「今回も難しい展開が予想される中でどれだけしっかり戦えるか」と強調。遠距離からでも狙ってくる相手のシュート寸断へのイメージを膨らませた。

　連勝した９月のカンボジア、アフガニスタン戦ではフル出場。首位浮上を懸けた一戦へ「押し込まれる時間が長くなるかもしれない。そこで失点しないようにしたい」と力説した。６日に２５回目の誕生日を迎えた日本の心臓が無失点を目指す。