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本田 爆弾発言は意図的「逆算して」伊紙からは皮肉交じりに称賛

[ 2015年10月7日 07:20 ]

本田(左)の動きをチェックするハリルホジッチ監督

 日本代表の練習に合流したFW本田がACミランでの“爆弾発言”を意図的に行ったと告白した。

 5日夜に南野とともにオマーン入りし、この日からチームに合流。4日に所属するミランがナポリに大敗し、2戦連続で出番なしに終わった試合後「敗戦から何か学ばないと再建は程遠いと思います」などとクラブ、監督批判と受け取られかねない発言で思いをぶちまけたことについて「目指すことがあって逆算でやっている」と打ち明けた。

 自ら「イタリアメディアにも伝えてください」と熱望した通り、6日のイタリア紙は大々的に発言を報道。ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「ミランは厳格で落ち着いた身のこなしのホンダをも困惑させた」との見出しで低迷するミランの批判を展開。コリエレ・デロ・スポルト紙は「プレーで批判されたホンダはミランの現状分析においては鋭さを見せた」と皮肉交じりに発言を紹介した。

 ミランでは不遇な本田だが、日本代表では2戦連続得点中。シリア戦で決めれば、国際Aマッチ3試合連続ゴール。3度目の3戦連発達成となれば、原、釜本、三浦知以来、史上4人目となる。「自分の正義を貫くことが大事になってくる」。代表で圧倒的な存在感を誇る背番号4。大一番のシリア戦でその実力を示す。

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